自費検査(事前にお問合せ下さい)
消化器がん マイクロアレイ検査 79000円 要予約
マイクロアレイとは、がんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる技術です。血液が、がん細胞に反応する状況を遺伝子レベルでとらえ、これを利用し開発されたのが「消化器がんマイクロアレイ血液検査」です。
従来のがん検査では、腫瘍マーカーや画像検査が用いられます。
腫瘍マーカーは、がんが作り出すたんぱく質を検出するもので、画像診断は、がん化した細胞を腫瘍として確認するものです。そのため、これらの検査では、がんがある程度の大きさにならないと検出できません。
マイクロアレイは、CT・MRI・PET検査でさえも検出できない、早期のがんを発見することが可能です。
がん検出感度(がん症例を正しく判定できる率)は約90%です。
検査の特徴
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消化器系のがんに対して9割の感度があります。
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検査は1回の採血(5.0 mL)のみです。
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特殊な薬剤の投与もなく、X線の被曝もありません。
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一度の採血で胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がんの検査ができます。
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検査は予約制です。まずはご予約をお願いいたします。
お電話(076-240-4320)、もしくは直接受付にお申し出ください。
東京、大阪、京都など大都市では10万円前後で行われていますが、クリニックをご利用頂いている皆様の健康を願ってできるだけ多くの方にご利用いただきたいとの思いから、検査費用を抑えてご提供しております。
アルコリスク 20000円 要予約
検査の特徴
アルコール分解酵素の遺伝⼦多型と問診票による食道がん・頭頚部がんのリスク検査です。
血液由来のDNAをリアルタイムPCRにて、SNPs(一塩基多型)解析を行い「飲酒タイプ」を判定します。
また、問診票にて「生活習慣(飲酒歴、喫煙歴、食習慣)」を点数化して、「飲酒タイプ」と合わせて食道がん・頭頚部がんの発症リスクを判定します。
検査は予約制です。まずはご予約をお願いいたします。
お電話(076-240-4320)、もしくは直接受付にお申し出ください。
マイクロアレイ+アルコリスク セット 93000円
膵癌mRNA血液検査 66000円 要予約
膵がん患者、非膵がん患者では血液細胞中のmRNA発現パターンが異なることが報告されています。膵がんに特異的に発現する全血中のメッセンジャーRNAをリアルタイムPCR法で解析し、CA19-9と組み合わせて判定します。
検査は予約制です。まずはご予約をお願いいたします。
お電話(076-240-4320)、もしくは直接受付にお申し出ください。
アミノインデックス癌スクリーニング(AICS) 25000円 要予約
血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人と癌である人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計学的に解析することで現在、癌である可能性を評価する検査です。確定診断には精密検査が必要です。また、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。
検査前8時間以内に、水以外(食事、サプリメント等)は摂らないで、検査前日の夕食も肉、魚などの高タンパク質の食事は摂りすぎないようにしてください。検査当日朝の運動はお控えください。
事前に予約が必要です。午前中に採血させていただきます。
軽度認知障害(MCI)スクリーニング検査 22000円
厚生労働省の発表によると、2025年には65歳以上の高齢者のうち認知症の人は約700万人(5人に1人)に増加すると予測されています。現在、認知症は症状の進行を一定期間防ぐ薬はあるものの、根本的な治療薬は未だ開発中です。
大切なのは発症後の治療ではなく、 発症前の予防です。認知症は、なる前に予防しましょう!
軽度認知障害(MCI)とは、健常者と認知症の中間の段階を指します。日常生活に支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。認知症予備軍とも言われているMCIですが、最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かっています。
認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、発症する約20年前から主な原因物質であるアミロイドベータペプチドが脳内に溜まり始め、認知機能が少しずつ低下していきます。
MCIを早期発見する「MCIスクリーニング検査」
アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。
この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。
APOE遺伝子検査 18000円
アポリポ蛋白E(ApoE)は、アルツハイマー病の発症にかかわる極めて重要な遺伝子です。
ApoE遺伝子は、3つのサブタイプ(ε2、ε3、ε4)をもっており、それぞれ両親から1つずつ受け取っています。この中でε4を持つ方は、持たない方よりアルツハイマー病の発症のリスクが高まるといわれ、ε4を1つ持つ場合では発症のリスクが3倍に、ε4を2つ持つ場合はリスクが10倍になるといわれています。
ただし、ApoE ε4を持っていても認知症を必ず発症するわけではありません。
ε4を持っている方は、より認知症にならないための生活習慣の改善が必要となります。